血液検査が定期的に必要なのはどうしてなのでしょうか?
治療を開始するにあたって/治療を続けるにあたって血液検査が必要です。
治療を開始するタイミングにて血液検査を実施
気分が落ち込む、気持ちが晴れない、だるい、やる気が出づらい、など、一見精神的な不調だと考えがちな症状ですが、実は体の不調によっても生じ得る症状です。例えば甲状腺機能障害(特に甲状腺機能低下症)においては所謂うつっぽさが出現しがちですし、鉄欠乏性貧血においても精神的な不調が出現し得ます。
不調を生じさせている原疾患によって当然治療アプローチも異なります。最適なアプローチを選択するために治療を開始するタイミングにて血液検査をはじめとした各種検査を実施することがあります。
治療を継続するにあたって血液検査を実施
精神科では、治療にあたって"精神に作用するお薬(向精神薬)"をメインに使用していきます。ご不調の種類によっては一定期間定期的にお薬を服用いただくこともあります。お薬による副作用(肝臓、腎臓などへの影響)を把握するため、血液検査を実施することがあります(【精神科医監修】抗うつ薬を解説【目的効果・種類・副作用とは?】)。
そううつ病の有効血中濃度測定のため
そううつ病の治療に使用する薬である気分安定薬の中には、治療効果が認められる血中濃度の範囲が決まっているものがあります。薬の処方にあたって、治療効果が認められる範囲に届くように、またその範囲を越えないように、定期的な血液検査でお薬の血中濃度測定をする必要があるのです。
【関連項目】




