そううつ病

そううつ(躁鬱)病は、双極性感情障害、双極性障害とも呼ばれ、さまざまな脳内物質の増減が原因と言われています。

異常にテンションが高いような状態の「そう」と、気分が著しく落ち込んでいるような状態の「うつ」を繰り返すこころの病です。「そう」と「うつ」それぞれの気分の波の大きさによってⅠ型(いちがた)、Ⅱ型(にがた)という分類をすることがあります。

割合としては、「うつ」の状態の方が多く見られるため、うつ病と混同されがちですが、まったく違う病気の認識を持つ必要があります。

*そううつ病におけるうつ病エピソードで生じる症状と、うつ病の症状はほぼ同じであるため、「自分はうつ病だ」と思い受診される方も少なくありません(うつ病の症状で受診した患者さまの約16%が、実はそううつ病であったという報告もあります)。

生涯有病率(一生のうち一度は病気にかかる人の割合)は約0.7%前後であると言われています。かかりやすさに男女差はありません。20代から30代前後に発症することが多いとされていますが、若い人からお年寄りまで、幅広い年齢で生じることのある病です。

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自分にそううつ病の疑いを感じるようでしたら、足立区の心療内科「綾瀬メンタルクリニック」にお越しください。

 

そううつ病の主な症状

そううつ病は、「そう」と「うつ」それぞれで現れる症状がまったく違うことが特徴で、主に以下のような症状が現れます。

気になる、当てはまると思うものがある場合は、足立区の心療内科「綾瀬メンタルクリニック」を受診されることをおすすめします。

そう状態の症状

  • 過剰に「楽観的志向」「口数が増す」「自信が増す」「活動的になる」「頭が冴える」といった状態になる。
  • 普段より睡眠時間が少なくても疲れない、寝なくても平気だと感じる。

うつ状態の症状

  • 訳もなく悲しい・寂しい・虚しい気持ちになる。
  • やる気がなくなる。
  • 億劫になる。
  • 興味や関心がなくなる。

足立区の綾瀬メンタルクリニックでのそううつ病の治療方法

そううつ病における治療は、まずはお薬でそう状態を抑えること、うつ状態を持ち上げることが目標とされます。そのうえで、気分の波のぶり返し(再発)の予防を目的に一定量のお薬を維持していく流れが一般的です。

お薬による治療を主軸にしたうえで、ご病気の性質、お薬の作用と副作用、ご病気への対処法などを学び理解していくこと(心理教育と呼ばれます)が重要です。

お薬としては、気分安定薬(一般名炭酸リチウム、バルプロ酸ナトリウム、カルバマゼピン、ラモトリギン)非定型抗精神病薬(一般名アリピプラゾール、オランザピン)がそううつ病の適応となっています。

お薬はそれぞれ下記のように得意としている作用が異なります。それぞれのお薬の効果に優劣があるわけではなく、患者さまのご症状やからだの病の有無、お薬の使用歴に応じて使い分けをしていきます。

  • そう状態を抑える作用
  • うつ状態を持ち上げる作用
  • そう状態の再発を予防する作用
  • うつ状態の再発を予防する作用

なお、多くの気分安定薬は、安全な服用と作用の判断のため、採血により血中濃度を定期的に測定しております。ご安心ください。

足立区の心療内科「綾瀬メンタルクリニック」では、服用していただく薬が多くなりすぎないように、全体のバランスを勘案して薬の処方も行っています。

そううつ病で足立区の綾瀬メンタルクリニックにご来院いただいた後の注意点

  • 症状が良くなったと思い、患者様の判断で薬を飲むことを止めてしまうと、再び症状が現われ、
    逆に症状を重くしてしまうことがよくあります。
  • 飲んでいただく薬の量は、患者様の状態を見極めた上で調整していますので、
    飲む量・回数はきちんとお守りください。

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