「またパニック発作が出るのでは」と不安で、最近は外出を控えがちです。
足立区の「綾瀬メンタルクリニック」です。
心療内科・精神科においてパニック障害はポピュラーな疾患だと言えます。
パニック障害の主な症状はパニック発作と予期不安です。
急にドキドキしたり息苦しくなる症状を「パニック発作」、「またパニック発作が出るのでは」という不安な状態を、「予期不安」と言います。
この「予期不安」があまりに強いと、「広場恐怖」という”パニック発作が起きた時に逃げられない場所や助けを得られない場所を避けがち”な状態になります。広場恐怖が伴うと、急行電車、美容院や歯医者を避けるなど、生活はかなり制限を受けることになります。
これらの不安がしっかりと無くなるまで、薬(抗うつ薬)を続けること、また公認心理師・臨床心理士による認知行動療法の治療を受けることが大切です。
認知行動療法では、パニックに陥る前に考え方のバランスを取り、上手く対処するための心の状態を作っていき、外出にも不安が出ないようサポートしていきます。
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